日記
長年の股関節の痛みがナイ!?
自宅は結構急な坂道が始まるあたり。
近いJRの駅へ歩いていくには一山超える感じで20分。
家を出たとたん、急な坂道を三つのぼる。
荷物を持って一気に登ると呼吸が苦しい。
最近は、頑張っても無理になってきたので、途中で一息ついて上った高さを振り返ったりしていた。
その坂道が下水道工事で半分だけの片側通行になり警備の人たちも見ている。
私が片道に入ると警備の人がトランシーバーで
「歩行者一人、入りました」
道半ばの角では、別の警備の人が
「歩行者一人、通過、確認しました」
そして、三つ目の坂の終わりでも、そこに立つ警備の人が
「歩行者一人、出ました」
警備の人は笑顔で「お気を付けて、スミマセン」と声をかけてくれる。
仕事と言えばそれまでだけど、なんかこちらの気がせいてしまう。
警備の人たちはみな、高齢者。
朝、工事の人たちよりずっと早くから立っている。
それも、仕事といえば当然だけど、なんか、あまり負担をかけたくないと焦ってしまう。
そういうこともあって、歩き方を変えた。
速足で息を切らせる歩き方から、黙々と一歩一歩安定した歩幅で踏みしめる山登りのような歩き方に。
一歩の歩幅が大きくなったので、歩数が減って、疲れなくなった。
体を動かすスピードと回数が減ったからかな。
一定時間に腕を10回振るのと5回振るのじゃ、筋肉の負担は違うだろう。
素人考えでは、歩幅を大きくしたら、体重を移動させる距離が伸びるから筋力は余計に必要だろう。
でも、きっと、よく分からない反動とかスプリングとか、惰力とかが働いて、筋肉の負担を軽減しているのかもしれない。
それに、スピードが落ちれば血流の急な増加もないだろう。
ともかく、心臓がバクバクしなくなった\(^o^)/
そして、もう一つ変えたこと。
お洒落な手提げバッグやショルダーバッグを止めて、バックパックにした。
そしたら、軽い!!
バッグの重さを全身で支える。
しかも、荷物が背中にくっついている。
あぁ、確か、学校でやったな。
物の重さ=(個体の)重力 X (支点からの)距離
背中に背負うと、この距離がほとんど無いから、荷物の重さ以上にはならない。
歩き方を変え、バックパックにする。
この二つで、外出がずっと楽になった。
そして気づいた!!
十年くらい続いた朝の股関節の痛みが、ナイ!?
いままで、重い荷物を持っての速足歩きで、股関節を上からたたきつぶしていた気がする。
けなげに支えてくれてた股関節に「ごめんね、ありがとう」と言いたい。
無理せず、できるケアをして長持ちさせる。
これは、物も体も同じなんだ。
今日の言葉:肉体は一生ものの貴重な道具。大切に使おう。