日記
2021-12-19 17:39:00
友達の書展
大学時代の友人で国際的書家の、國分絮紅が仲間と開いている書道展に行ってきた。
アートだった!!
孔子の論語を表現 ↓
『盡善盡美』っていうのが孔子の言葉で、
「良いこといっぱい、美しさ一杯」と言う意味かな。
それを彼女は「美しさ一杯」の方を強調してる。
孔子の言葉の順番は守ってるね(笑)
一字一字がうまいとかより、見て、楽しかったり、強烈だったり、ウキウキ感が伝わってきたりする作品が並んでいた。
抽象画を観た時や音楽を聴いた時の反応に近かった。
こういうの、伝統的書道では認めたくない人もいるかも。
確かに、綺麗な字をきちんと書くのは大事。
筆遣いがマスターできてないと自由に発展させられない。
例えば、あんな自由な絵を描くピカソは凄いデッサン力だし
私の友人や仲間の人たちも、基本の筆遣いでお手本書いてるの、それはキレイ!!
その基本字の書き方をマスターするのは、「お習字」の段階。
「正しい」筆遣いをきちんと守って身につける。
これは、訓練とか、規則とかの言葉と同類で、束縛される。
いつまで訓練すればいいかが私には分からないけど、
その先にある「自由な表現」のために、私は書道(まだ習字かな)に取り組んでいる。
アートに憧れつつ、デッサンに励んでいるとこなんだな。
上手になれるのかな、大してうまくならないだろう、と先の見えない暗闇のなかで練習していたけど
展覧会に一歩足を踏み入れた途端、光がさした。
筆を持つときの肩がフッと軽くなった気がする。
宇宙飛行士だって、普通じゃ耐えられないような訓練してるんだよな。
今日の言葉:何事もまずは素直に謙虚に黙々と訓練。でもそれは自由に羽ばたく力を得るため