日記
来年はどんな年?
2021年が終わろうとしている。
短かった(-_-;)
小さな出来事に対処しているうちに時間が過ぎ、季節が移り、年をとった。
これだね、順当な人生。
私のイトコがよく言っていた。
「人生、なんぼ生きてもこんなもんや」
そして、認知症になり、コロナ禍の中で亡くなった。
子供たちだけに見送られて。
最期が来たら、それで幕、人生体験劇場終演👏
だからこそ、生きてる今は貴重な時間だ。
最初で最後の一瞬一瞬。
目いっぱい最善の過ごし方をしたい。
そのためには、自分の感じること、考えること、行うことを選ばないと時間がもったいない。
選ぶ基準は、自分の心が喜ぶこと。
そして、自分がホントに嬉しいのは、自分も周りも喜んでいることだ。
自分一人が嬉しいなんてことは実はめったにない。
美味しいご馳走を食べて嬉しくなっても、隣に飢えに苦しんでいる人がいたらその喜びは一瞬で消えてしまう。
そうなると、せっかく食べたご馳走ももったいない。
それを知れば、ご馳走を作った人、材料を育てた人、運んでくれた人、みんな嬉しくないだろう。
というわけで、私が何をするかは、私もうれしくて、他の人もうれしいことを選ぶのが正しい。
そこでまず必要なのは、本当に人が喜べるものを知ることだ。
前置きが長くなったけど、今日、私が考えているのは、来年は、そして未来はどんなふうになるかということ。
それを予測できないと、やりたいことを成長させられない。
アメリカの新聞『ウォールストリート・ジャーナル』(The Wallstreet Journal )の記事にショックを受けた。
私の未来予測が間違っていたのを思い知ったのだ。
その記事の中にはアメリカの若いセレブたちが、さっそうと街を歩いている姿があった。
シンプルでカッコいいファッション。
ああ、音楽聴きながらね。
え、えっ?
なんと、イヤフォンからジーンズのポケットまで白いコードが伸びているではないか!?
今頃、まだコードレスじゃないの???
記事を読むと、コードレスはもう古い!!
最新ファッションはコード付きの方に向かっていると Σ(゚д゚lll)ガーン
私の予測とは正反対だ。
未来は、電子機器の wearable化 が加速するとばかり思っていた。
手ぶらで街を闊歩していても、イヤフォン、時計、鍵、みんな時計とか眼鏡とかに組み込まれ、ネットにつながっている。
そんな未来を予測していたのだ。
でも、違った。
デジタル化が進めば、人はアナログに目を向けるんだ。
人の心、社会の動きは、まさに振り子の原理が働いている。
行ったり来たりを繰り返しながら、少しずつ進歩していく。
学生時代、哲学の時間に習ったヘーゲルの「アウフヘーベン」(aufheben 止揚)の原理が確かに働いているんだ~💦
学校の勉強は、ちゃんと理解して実生活にとりいれれば役に立つものだったんだ。
ただ、実生活と知識の間をつないで応用する能力が私に無かったんだな Σ(゚д゚lll)ガーン
余談
そう言えば、最近、英語の教材で、こんな文に出会ったばかりだ。
To know in an intellectual sense is very different from realizing.
知っていることと分かることは全くちがう
ということは、ハンドメイキングの出番も多いはず\(^o^)/
足掛け二年、簡単ハンドメイキングを追求して、思いついたことをやってきた。
最初は、帯バッグがメインで他にも日常ファッションのなかから適当にできる物を選んでいた。
同時に、特にyoutubeでは、思いつくままに簡単な作り方をアレコレ紹介。
そしたらなんと、帽子の作り方に思いがけず反響が大きい。
登録者数も少しずつでも増えているし、相談や注文(作り方の)をいただくようにもなった。
言葉が完全ではないのに、コメントは海外からも多い。
はじめのころは
「え~!? ちょっと思いついただけだから、先がつづけられないよ~」
でも、なぜか時々、新しいデザインや作り方を思いついて、もう、いくつ帽子動画をあげただろう。
さらに今も、発表したいデザインがいくつかあって撮影が追いつかない。
自負しているのは、既製品と同じ程度のものが、誰でも簡単に作れる点。
好きな生地で、一点物のオーダーメイド品が出来る。
そして、大きくしたり、小さくしたり、ちょっとデザインを変えたりと応用も効く。
来年は(もう鬼も笑わないでしょう)、帽子をメインに、簡単ハンドメイキングを広めていきたい。
そのための工夫をしよう。
作品を売るより、作って楽しむとこを多くの人とシェアしたい。
帯のアップサイクルは続けるけど、地道に時間をかけるしかないな。
足掛け三年、石の上にも三年。
来年は簡単ハンドメイキング三年目だ。
今日の言葉:今は過去の集積、未来への新しい一歩