日記
無知の罪はもう二度とおかしたくない
2022.03.12(Sat)
戦後生まれの私にとって、初めて直面する大規模な侵略戦争が起きている。
ウクライナとここ、距離は遠いけど、地球家の家族が襲われ、わが家の西の部屋がめちゃくちゃにされているということだ。
私にとっては天災と同じ?
絶対違う。
天災の原因、闘う相手は「自然」
今回のは、「人」と「人の集団」
それなのに、私にできることは支援金ぐらい。
他に役立つことは?
力が無いということは絶望的だ。
ロシアの例を見ればよく分かるように、公共放送は偏っている。
日本も例外ではない。
今はネットのお蔭で客観的判断をする情報がたくさん届く。
そして、その情報のほとんどは、知らなければどんなに楽だったかと思える事例ばかり。
そんな情報は体に悪い。
だからと言って、知らなければ逃げられると思ったら大間違い!
ロシアの多くの人、特に高齢者は公共放送を信じ、現実を知ろうとしない。
現実に目を向け、耳を傾けるにはそれなりの能力と努力が要る。
国が意図的に国民をだまそうとしているのだから、真偽を見極める知恵もいる。
そして、知れば、不安、怒りなどに始まり、どうすべきかの迷いや苦悩も生まれる。
現実なんて知らない方が楽だ。
でも、現実は知らんぷりしている人も容赦しない。
既に、ロシアでは、現実認識の違いから親子の対立も起きている。
息子がウクライナで「殺すか殺されるか」の選択に追い込まれている。
力が無い庶民であればこそ、現実をしっかり知るべきだ。
そして、自分で考え、できることを見つけるべきだ。
そうしなければ、みんな、遅かれ早かれ現実につぶされる。
日本人は体験済み。
歴史は、世界中がこれを学ぶチャンスであふれているのに、
なんて愚かな私たちだろう( ;∀;)・・・
ウクライナの人々の生々しい情報には、鈍い心も動く。
『雨ニモマケズ』より
東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ朿ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクヮヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ
今日の言葉:知ることが幸せへの第一歩