日記
弘法も筆は選ぶんじゃない?
書道で北魏の臨書をやってる。
もうずーっと、やってるけど、あの線が出せない。
線もだけど、起筆(筆を紙に置くとこ)からしてできないので書き出せない💦
こんな字です
↓ ↓ ↓
中国の古~い石碑の字を拓本にしたものがお手本。
どこからどこまでソックリに書かなければなりません。
それぞれの線の初めや終わりのハサミで切ったようなシャープさ。
どうやってもできません(´;ω;`)ウゥゥ
ユーチューブでこの臨書の見事な動画を発見し、筆運びを見ることができました。
韓国の書家なので、名前も読めないんですが・・・
(コメントに、英語で筆運びが参考になったと書いておいたら、イイネしてくれました)
真似してもうまくいかないですが、目からウロコ!!
あとは、練習・練習・・・
動画のお蔭で、今日までにわずかに改善したことは、
墨を濃くした
筆を持つ位置をう~んと下げた
そして今日、筆を替えた!!
今までは、細めのコレ
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10年以上使っていて大好きな「一休園」製ですが、アノ線が出せない(つд⊂)エーン
この筆だと、やわらかい曲線が、きれ~いに書けちゃいます。
そこで、中国の筆に替えてみた
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筆の穂先が横に揃ってて、なんか油絵の筆に似てます。
羊毛なので軟らかすぎるけど、字形はすごく出しやすくなった\(^o^)/
軟らかすぎて穂が長すぎるので、先生が黒糸で巻いてくれました。
親心を感じ有り難かったけど、こうまでしてもらわないとならない自分が情けない_| ̄|○
弘法さん、旅の途中じゃいちいち筆選んでらんなかったでしょうが、書きにくいなぁ、とか思ってたかな~?
ひょっとして、マイ筆、持ち歩いてたのかも、と思った。
でもでも、人間、自分を超えた物は理解できないから、私には弘法さんは分からない。
筆なんか問題じゃなかったんだろう、きっと。
今日の言葉:天才は孤独だ。孤独に強いメンタルがなければ辛い。天才でないことは恵まれたことなんだ。師の愛も注がれる。