日記

2021-07-22 14:58:00

紺屋の白袴

友達のK子さんから、手編みのバッグの写真がきた。

IMG_6081.JPG(スケッチしてみた)

レース糸で編んだ花柄入りのトートバッグだ。

一目一目に風が通り抜けてすがすがしい感じのカジュアル感が酷暑にヘタリかけの私に元気をくれた。

 

これだよ、手作りの喜びシェアって!!

自分が編んだわけじゃないけど、何度も手に取って眺めていたくなる。

 

と言っても、作品は手元にないので、想像ですが、

その作品の感触が手に取るように想像できて、作った人の気分を感じさせるのがスゴイ。

それは、友達のさり気ないメール文と写真に手作り体験者しか味わえない苦労と喜びがあふれていたからでしょう。

 

ここ2年、作品販売するようになって、私の忘れていた感覚を呼び戻されました。

初心忘れたから、最近、低迷気味だったんです!!

自分の物を作る暇もなくなってました。

 

作る喜びを感じるより、売れそうな物を作ろうとしてました。

喜びながら作ってこそ、誰かに気に入ってもらえるものができるのに。

 

ツイッターやピンタレスト見てると、作った人が「わー、可愛い」と思ってるんだろうな、というのが分かる作品が魅力的です。

(ファイスブックとインスタもアカウントはもってるけどまだやってません)

器用に上手く作ってあっても、「プロっぽい」だけの作品に目は止まりませんね。

 

作る人も求める人も、千差万別。

だからこそ、ホントに自分が喜んでなければ、だれかに響く作品にはならない。

万人向けとか、みんなが好きとか言うけど、私が万人です、私はみんなです、って言う人は一人もいないのだ!!

 

こんなことに気づけたなんて、K子さんは、すごいプレゼントをくれました。

持つべきものはいい友人。

いい友だちって、考えたり計算したりして付き合うんじゃなくて、自然にありのままで対等に向き合ってる関係なんですね。

 

今日の言葉:行き詰まったら初心に戻れ。