日記

2021-08-18 10:07:00

人それぞれ

英語を教えていると、テキストとしていろんな雑文を読む機会が増えます。

そのおかげで、広く浅い知識が増えます。

 

昨日は、高2生と知能テストについての最近の見解のダイジェストを読みました。

英検準一級の模擬問題です。

 

それによると、いわゆるIQ(Intelligence Quotient:知能指数)テストの結果は、人生の成功や幸福を測るには頼りにならないということです。

頭いいのに人生イマイチって人、誰だって一人や二人知ってますよね。

 

記事によると、情緒的知能(Emotional Intelligenceの拙訳)の方が信頼できるということです。

しかし、これを客観的に測る方法は書いてありませんでした。

 

それがどんなものかというと、私の読み取った限りでは、「処世能力」といえるようなものです。

人に好かれるタイプで、自分でも人間好きの方が、内向的で「引く」タイプより人生うまくいく、とか。

また、情緒が安定していたり、情緒のコントロールが上手だと集中力が高まって成功しやすいとか。

 

これ、学者がわざわざ発表するようなことか、というのが正直な感想です。

わざわざ辞書をひかせて読ませるような内容ではありませんよね。

 

英語の学習用の文て、苦労して読めた後に、ガッカリというのが多いです。

日本語で読んでも感動したり、考えさせられたりする内容の英語教材がないから勉強が面白くないのです。

 

実は、英語学習について、ずっと言いたいこと、改善したいことがこれです。

中学生に、日本語だったら幼稚園とか小学校低学年の社会科とかで扱う内容が面白いわけありません。

 

ささやかな試みではありますが、私の英語教室では、年齢にふさわしいか、少しハイレベルの内容を読んでもらっています。

内容に興味がわき、知りたいという好奇心を駆り立てなければ、取り組む意欲がわくわけありません。

 

と、つい横道に逸れちゃった💦

 

人生の成功、幸福については、もっと深い議論、具体例が必要です。

 

内向的で引く人の方が、大成功している例は山ほどあるし・・・

成功者にも失敗者(?)にも、いろんなタイプの人がいるでしょう。

 

ここで私の考えを述べるのは、やはり根拠に乏しいのでまずいなあ・・・

とは思いつつ、

きょうまでの人生体験で感じていることは、

自分を受け入れ、肯定していないと挑戦意欲もわかないし、幸福感も得られないのではないかということです。

自分を信じるという意味での「自信」が幸せな人生の前提のように感じます。

 

自分を否定的に見ている人って意外と多いです。

実は私も、騒がしく生活しながら、心の奥では「自分はダメなんだ」と思っていました。

 

それが、ある本に出合ったおかげで、180度の転換を遂げたのです。

自分に初めて〇(マル)を付けることができました。

10年くらい昔のことです。

深く慰められ、涙が止まりませんでした。

 

その本をご紹介して、今日のウダウダ日記は終わり!

"Discover Your Type of Beauty"

"It's just My Nature!"

by Carol Tuttle

 

日本語版が見当たらないので、いずれ内容をご紹介します。

 

今日の言葉:幸せな人生は自分を肯定するところから始まる。