日記

2021-09-01 14:19:00

9月になったとたん秋の気温

9月1日、横浜は曇り、目の前の温度計は27℃

酷暑から一息つけて、今日の曇り空はありがたい。

 

どの季節も好きだけど、ずーっと同じだったらイヤだ。

変化があるから付き合っていかれる。

 

考えてみれば、人生も天候、季節と同じだ。

いくら楽しくても、ずーっとそれが続くばかりじゃ飽きるし、イヤになる。

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何ごとも普段と違うから面白いし、頑張れるし、感謝もできる。

 

私たちは、この変化をもたらす根源の力を「神様」と名付けて、良きにつけ悪しきにつけ最後の責任を押し付けている。

人間が自然や宇宙の背後に置いたのが「神様」

 

自然や宇宙は科学で人間のものにできるはずだと、細かく切り刻んでいいとこ取りを続けてきた。

いいとこ取りして、快適な暮らしを求めて、ここまできた。

地球も人間も、いいとこ取りの残骸でつぎはぎだらけにして。

 

そろそろ気づいていいことがあるように思う。

もし「神様」がいるなら、それは、自然や宇宙、人間の姿で見えているんだと。

人間は地球の一部、地球は宇宙や自然の一部だと。

 

人間が人間のためにいいとこ取りしてボロボロにしたのは、自分自身だった。

くりかえされてきた季節の変化、地球の変化という大きなリズムに乗って、個体としての人間も、生まれ→成長し→死を迎える、という小さなリズムを刻んできた。

 

でも、ここへきて、調子がくるってしまった。

長寿を求め、快適さを求めた人間の挑戦が、自分自身を否定しつつあると認めるしかなくなった。

 

人間は科学の力を過信しながらも、どこかで、背後に「神様」が控える宇宙や自然を過大評価もしてきた。

人間の力でそんなに簡単に壊れるはずがないと思いたかった。

 

でも、現状は、天災の被害を何倍にもしてしまう人災を目の当たりにしている。

それどころか、天災そのものを引き起こしている。

 

人間が大きな思い違いをしてきたからだ。

私たちの自意識が、物事を理解するのにすべてを対立関係でとらえてきたからだ。

 

自分 ⇔ 他人

宇宙 ⇔ 地球

地球 ⇔ 人間

自然 ⇔ 人間

神 ⇔ 人間

   etc.

 

「神様」が居ても居なくても、私たちは、現時点で、他人と地球と自然に対立するのではなく寄り添うしかないと思う。

 

今日の言葉:自分を救うのは自分の寛大な気持ち。