日記
スイカサラダ
子供のころからスイカ大好きで、食事はスイカだけでいいとずっと思っていたくらい。
今年は、よく贈り物にいただくので、超ご機嫌だ。
スイカが夏バテ予防や疲労回復にいいのはよく言われているし、何よりむくみがとれるので大だすかりだ。
一昨日の夜、いつもの倍も食べて、「食べ過ぎた~!!」ってなったのだが、ほとんどが水分のせいか、おなかは何ともなかった。
そして、次の朝、Σ(・□・;)
むくみがとれて足が痩せていたのは期待通りだが、それ以上に、すご~く元気!?
ちょっと調べたところ、スイカのメインの栄養素シトルニンにそんな力があるらしい。
リコピンも、トマトの専売特許かと思ったら、トマトの1.4倍もあるんだって。
そこで昨夜は初めて、スイカの赤いところを食材として使ってみた。
トマトのざく切りと和えて、赤いサラダ(^_-)-☆
ドレッシングは、塩、コショウにオリーブオイルとアマニオイル
サッパリ甘くて美味しかったし、今日もすごく元気💪
母が亡くなる前の2月の半ば、スイカが食べたいと言ったので、探し回って高級スイカを買ったこと思い出しました。
ピンク色の硬めのスイカを小さく切って口に運んだところ、しみじみ味わっているようだったのでほっとしたのもつかの間、
食べ終わって私を見ると、関西弁で「つぎはホンマモンノスイカにしてや」と。
お盆には、スイカを忘れちゃなりません(^_-)-☆
今日の言葉:食べたいものが必要なもの。
帯には帯の物語
何人かの友達から、要らない帯を使ってほしいと言ってもらっている。
有り難い!
私の帯バッグづくり、知られてきたのかな?
こうなると、いい加減な物は作れない💦
提供してくれた人をガッカリさせたくないし、
帯を台無しにしたのでは、帯と帯を作ってくれた人にも申し訳ない。
だから、おいそれとはハサミは入れられない。
帯から、素敵に変身したイメージが立ち上ってくるのをひたすら待つ。
タンスで眠ってもらって、時々出しては、眺め、撫でてみる。
たまに、5本に1本くらいか、見たとたんにイメージがわいて、待っていたように作りたくなるものもある。
昨日は、そんな帯の由来を聞く機会があった。
かなりのブランド品で希少価値があって、それを持っていた人がどんな思いで友人に託したかを知った。
う~ん、初めにそれを聞いていたら、ハサミを入れる手が止まっちゃったかもな~・・・
それを持っていた人は、若くして病に倒れ今は亡い趣味人だったそうです。
その帯を締める日を夢見て闘病の末、一度も締めることなく逝ってしまったのです。
私の思い残しは、あの帯には一度でも誰かの背中を飾ってもらいたかったなぁ、というところ。
その後で、バッグづくりの私としては、やはりこのデザインで作るかな。
このバッグはまだ手元にありますが、これを見た人が、持ち手も帯地で同じ形を作ってほしいとオーダーしてくれました。
そしてできたのがこれ
↓ ↓ ↓
素敵でしょ?!
最初のよりいいかも(苦笑)
Simple is best.
オーダー受けると、すごい勉強させてもらうんです、いつも。
二つ目のバッグは、晴れてひきとられていったので手元にはありません。
長い帯でも、もう同じものは作れません。
いろんな物語を体験して、私の手元に届いた帯が、バッグに変身して新しい旅に出る。
私にとっても、帯一本ずつ、バッグ一つ毎の一期一会。
だから、最善を尽くすのは当然(^_-)-☆
今日の言葉:後悔のない人生を送るには、いつも最善をつくすこと
酷暑で生活のリズムが狂った
酷暑が続くので、生活時間割が変わった。
就寝時間が1~1.5時間くらい早まったので、夜、翻訳や本の執筆に当てていた時間が犠牲になっている。
起床は30分くらい早くなっただけで、30分ではまとまった仕事もできない。
変わらないのは昼食時間(笑)
もともと午前中は家事中心だとまとまった時間は使えない上、最近は、昼食後はちょっと居眠りしてしまうし、
買い物は夕方なので、夕食準備が慌ただしくなって、なんか家事に追われて一日が終わってしまう。
自分一人で予定していた仕事がズルズル先延ばしになってしまって…
外との約束がないと、きちんと仕事をするって難しい。
なんとか生活のリズムが保てているのは、次の四つのお蔭だ。
週一で会計事務に出勤していること。
週3日は、高校生が英語の勉強にきてくれてること。
週一で書道にでかけること。
家族の生活時間に合わせる必要もある。
つまり、他の人と合わせる必要があるって、すごく恵まれたことなんだなぁ!!
24時間自由で、誰にも迷惑かけないとなったら、健康的な暮らしができないかもしれない。
これはまずい💦
基本的な生活時間は大事だ。
何時に寝て、何時に起きて、食事時間もきちんと守って、最低の生活リズムを作ることは健康な暮らしの基礎じゃないだろうか。
何があっても、まずはこれを守ろうと思う。
今日の言葉:自然と社会の時間割を自覚したうえで自分の生活のリズム管理することは健康な暮らしのエッセンス。
紺屋の白袴
友達のK子さんから、手編みのバッグの写真がきた。
レース糸で編んだ花柄入りのトートバッグだ。
一目一目に風が通り抜けてすがすがしい感じのカジュアル感が酷暑にヘタリかけの私に元気をくれた。
これだよ、手作りの喜びシェアって!!
自分が編んだわけじゃないけど、何度も手に取って眺めていたくなる。
と言っても、作品は手元にないので、想像ですが、
その作品の感触が手に取るように想像できて、作った人の気分を感じさせるのがスゴイ。
それは、友達のさり気ないメール文と写真に手作り体験者しか味わえない苦労と喜びがあふれていたからでしょう。
ここ2年、作品販売するようになって、私の忘れていた感覚を呼び戻されました。
初心忘れたから、最近、低迷気味だったんです!!
自分の物を作る暇もなくなってました。
作る喜びを感じるより、売れそうな物を作ろうとしてました。
喜びながら作ってこそ、誰かに気に入ってもらえるものができるのに。
ツイッターやピンタレスト見てると、作った人が「わー、可愛い」と思ってるんだろうな、というのが分かる作品が魅力的です。
(ファイスブックとインスタもアカウントはもってるけどまだやってません)
器用に上手く作ってあっても、「プロっぽい」だけの作品に目は止まりませんね。
作る人も求める人も、千差万別。
だからこそ、ホントに自分が喜んでなければ、だれかに響く作品にはならない。
万人向けとか、みんなが好きとか言うけど、私が万人です、私はみんなです、って言う人は一人もいないのだ!!
こんなことに気づけたなんて、K子さんは、すごいプレゼントをくれました。
持つべきものはいい友人。
いい友だちって、考えたり計算したりして付き合うんじゃなくて、自然にありのままで対等に向き合ってる関係なんですね。
今日の言葉:行き詰まったら初心に戻れ。
弘法も筆は選ぶんじゃない?
書道で北魏の臨書をやってる。
もうずーっと、やってるけど、あの線が出せない。
線もだけど、起筆(筆を紙に置くとこ)からしてできないので書き出せない💦
こんな字です
↓ ↓ ↓
中国の古~い石碑の字を拓本にしたものがお手本。
どこからどこまでソックリに書かなければなりません。
それぞれの線の初めや終わりのハサミで切ったようなシャープさ。
どうやってもできません(´;ω;`)ウゥゥ
ユーチューブでこの臨書の見事な動画を発見し、筆運びを見ることができました。
韓国の書家なので、名前も読めないんですが・・・
(コメントに、英語で筆運びが参考になったと書いておいたら、イイネしてくれました)
真似してもうまくいかないですが、目からウロコ!!
あとは、練習・練習・・・
動画のお蔭で、今日までにわずかに改善したことは、
墨を濃くした
筆を持つ位置をう~んと下げた
そして今日、筆を替えた!!
今までは、細めのコレ
↓ ↓ ↓
10年以上使っていて大好きな「一休園」製ですが、アノ線が出せない(つд⊂)エーン
この筆だと、やわらかい曲線が、きれ~いに書けちゃいます。
そこで、中国の筆に替えてみた
↓ ↓ ↓
筆の穂先が横に揃ってて、なんか油絵の筆に似てます。
羊毛なので軟らかすぎるけど、字形はすごく出しやすくなった\(^o^)/
軟らかすぎて穂が長すぎるので、先生が黒糸で巻いてくれました。
親心を感じ有り難かったけど、こうまでしてもらわないとならない自分が情けない_| ̄|○
弘法さん、旅の途中じゃいちいち筆選んでらんなかったでしょうが、書きにくいなぁ、とか思ってたかな~?
ひょっとして、マイ筆、持ち歩いてたのかも、と思った。
でもでも、人間、自分を超えた物は理解できないから、私には弘法さんは分からない。
筆なんか問題じゃなかったんだろう、きっと。
今日の言葉:天才は孤独だ。孤独に強いメンタルがなければ辛い。天才でないことは恵まれたことなんだ。師の愛も注がれる。